【富士見櫓より】花
本日、富士見櫓の駐車場で桜が開花しました。
天候にも恵まれ、濃い青と濃いピンクのコントラストがとても爽やかです。
まだまだ蕾が残っているので、この週末で見頃を迎えるでしょう。
今からとても楽しみです。
タイトルの「花」ですが、昔古典の授業の際に先生から教わった言葉を思い出したので、付けてみました。
「桜は花の代名詞となっている。作中に出てくる「花」というのは全て桜を指している。」
実際に和歌などの作品を見てみると、桜以外の植物、花はそのものの名前を出しているのに対して
桜は「花」という言葉で表されていることに気が付きました。
そして、桜以外の花はニュースなどで「見頃を迎えました」「出荷が始まりました」という話は聞きますが
桜に関するニュースは…標本木による開花宣言、三分咲き、五分咲き、七分咲き、満開、葉桜…と刻一刻と報道されています。
このようにひとつの花の様子を逐一報道されることで、日本人がどれだけ桜を愛しているかがわかりますね。
富士見櫓ではこれから都会と比べて少し遅い桜を楽しめます。
そして見頃を終える頃に少し思い出してください。
桜は『散る』、梅は『こぼれる』、椿は『おちる』、牡丹は『くずれる』というふうに、花によって終わるときの表現が違うのだそうです。
日本語って美しくて楽しいですね。
そして、
大月市の桜祭りも15日に最終日を向かえます。
幻想的な桜と、雄大な富士山を並べて見られるチャンスは一年中で今だけ!!
カメラを持ってお出かけ下さい。